ジャズベースの口説き方

ジャズベースとjaco pastoriusをこよなく愛する、Webライターによる改造日記。ジャズベースから好かれる男になるためのモテテクhow toを面白おかしく、真面目に発信していきます。※女性ではなくジャズベースからモテるためのブログです。

失恋は人を強くする〜フレットレス加工と新たな相棒〜

メイン機、Fullertoneを売却してからというものの、何も手につかない。

 

だからなのか、フレットが憎くて仕方ない。

フレットなんて全部無くなればいいんだ。

そもそも俺は金属アレルギーなんだ。

なのに何故ニッケルが家にあるんだ。

 

気の触れた私は、手当たり次第にフレットを抜くことに躍起になってしまい、

フレットレスにすることでFullertoneの心の穴を埋めることにしました。

 

フレットレス加工の使用道具f:id:Zimpatch:20191231175720j:image

まずは、ネックを用意します。

  • 食い切り
  • 突板
  • タイトボンド
  • フレットソー


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上記を一新。

Amazonさんにて、

平面を出した食い切り、タイトボンドを購入。

メイプルの突板は東急ハンズで購入。

フレットソーは秋葉原千石電商にて。

 

久しぶりに改造熱が湧き上がり、

「Fullertoneは、ハングリー精神を思い出させてくれたのか…」と

全部自分でやったことに自分で納得するという、なんとも無駄な行動をしていました。

 

さて、約5年振りくらいになるフレットレス加工。

まずは腕慣らしに格安で入手したジャズベのネックから手をつけることにしました。

 

フレットレス加工の手順

フレットレス加工の方法をおさらいしていきます。

アイロンでフレットを温める

接着剤を柔らかくするために温めます。作業としては、3フレットくらい温めてフレットを抜いて、また温めての繰り返し。

フレットと指板の間にカッターを入れる

これは省略しても問題ないですが、個人的にはささくれを抑える為に儀式的に行っています。

食い切りで端から摘む

端は一番欠けやすいので、慎重に。気持ち的にはテコの原理は使わず、グイグイ刃先を指板とフレットの間に滑り込ませるイメージです。

浮いた端から真ん中に向かってグイグイ。逆側の端からも同じように持ち上げていきます。

一方向からフレットを浮かせていくと、最後に持ち上げる時に端っこが欠けてしまう可能性があるので、最後に真ん中を残すようにしています。f:id:Zimpatch:20191231180022j:image

とりあえず抜けました。

フレットを抜いた後の溝にフレットソーを挿入

今回は、フレットラインにメイプルの突板を使用します。0.5mmの突板をはめ込むために0.53mm幅の刃のフレットソーを購入しました。

フレットレス加工をする際、フレットソーはあった方が良いです。タングはサイドいっぱいに入っている訳では無いので、抜いたままの状態で突板を取り付けようとしてもフィットしません。

また、サイドまで均一に引き直すことで、視認性を良くすることも出来ます。

溝を整えたら突板を入れていきましょう。f:id:Zimpatch:20191231180659j:image

まぁまぁこんなもん。

突板を取り付ける

今回はメイプル材にしました。

このメイプル材一つとっても色々と考えるべきところがあります。木目の流れをどう扱うかでも視認性に差が出てくるので、気にしてみると良いでしょう。

取り付ける際はタイトボンドを板に塗っていきます。

大は小を兼ねる、という訳で多少厚めに盛ってますが、

どうせ最後に指板を整えるので、多少漏れても気にしない。


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余分な部分をカット

タイトボンドで取り付けて2日置きました。

完全に固まった事を確認してはみ出た余分な部分をカットしていきます。

今回は、手元にあったカッターナイフで削り持っていますが、本来はノミなどを使った方が作業はしやすいです。

普段は私の場合、サイズ的に取り回しがしやすい彫刻刀を使っています。

(木を削る音は気持ち良いので録音しておきましょう。)

この時の注意点としては、ギリギリを攻めすぎない。

せっかく取り付けた突板も、木目に沿って割れたり裂けたりすることがあります。

切れ味のいい刃物を使うことと、まだ行けると思ってギリギリまで切り取ろうとすると指板傷めたり、突板を掘ってしまったり、いい事がありません。

後でどうせ研磨するので、0.5~1mmくらい飛び出してボコボコしているくらいでこの作業は終わりでも大丈夫。f:id:Zimpatch:20191231180110j:image

指板の研磨

突板を切り取ったら、まずは平面を出すために研磨作業をしていきます。

140番位からゴリゴリ始めて、2000番くらいまで念入りに進めていくのですが、

この時の注意点は、

力を入れない

ということです。

力を入れると指板の真ん中だけ削れたり、あとで修正するのが面倒です。

なので、必ず角材などを使って優しく削って行きましょう。

指板には基本的にRがついているので、真ん中の一番高い部分から削れていきます。

サンディングブロックを使って、ムラが出ないように気をつけましょう。f:id:Zimpatch:20191231180130j:image

何だこの木。どんどん色が薄くなっていくぞ!

 

研磨が終わったらいよいよ

というわけで、指板が仕上がったらエポキシを流し込む訳です。

今回はなんと…Fasco steel flexを使います!!!!!

そう、あのジャコのbass of doomをリペアしたゲヴィンカウフマンも使ったという、fasco社のエポキシです。

残念ながらドラタイトを指板に塗りたくる、という作業を省略してしまったため、完全再現とはいきませんが、大丈夫。

このエポキシさえあれば、ジャコに近づけるはずです。

1クォート輸入したのですが、正直こんなに使い切るほど量産、もしくはやり直しをする予定はないので、試してみたい方はコメント、またはTwitterから連絡ください。

エポキシ剤で差が出るのかは分かりませんが、こういうのは気持ちです。

何事も気持ちが大事。

 

ここから余談

さて、年内としてはここまでの作業しか進んでいないので、エポキシは年明けからなのですが、

この作業をする間、私にある問題が降りかかります。

 

「弾くフレットレスがない」

 

これは一大事です。

フレットレスを弾けない間、私はあの金属の擦れ合う音を耳にしなければならないのでしょうか…。耐えられない…。

(嘘です。平気で弾くし、なんならスラップするならフレテッドの方が好きです。)

 

自分に甘いことでも定評のある私は早速、

Geek in boxの嵯峨さんに泣きつきました。

「サガえもーん!フレットレスを売っちゃったんだ!新しいフレットレスを出してよ!」

という会話はなく、

普通に「バッカスの廃盤のジャコモデルいいなあ」と呟いたら、「廃盤は出回ってないけど、既存モデルなら用意できます」とご連絡頂いたので、購入。


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しかも「どうせ直ぐに改造するだろうから、入荷したままの何も調整していない状態にしておきました」という、

私の思考丸わかりな先回り力…。

 

とりあえずナットも高いし、オクターブチューニングもしなきゃならないけど、

G弦のEを小指でビブラートかけながら「あー、どうしようかなぁ」と考えて、

結局家にあるベース、全部エポキシ流し込もう

という結論に。

 

するとどうでしょう。

指板調整のため、ネックを取り外されたバッカスのフレットレスは弾けない。

「どうしよう!またフレットレスが弾けなくなっちゃった!」

 

もう手の施しようがないんですね。

エポキシを流すために何本買うんだと思ったのですが、Fullertone売ったんだし、これくらいいいだろ、と言い聞かせてくる自分もいます。

 

ジャコのサウンドを求める修羅の道は、思っていたよりも険しいものです。

 

ちゃんとしたメインで使えるベースを作る。

ちゃんとしたメインで使えるベースを買う。

 

この2つの文章は似ているようで全く異なる訳です。

アプローチが全然違う。

作るのは進めているとして、何か買う必要もある。

 

これまで何本もジャズベースを購入してきて、気付いたことがありました。

ジャパンビンテージが良いんじゃなくて、ジャパンビンテージは当たりの確率が現行品よりも高いんじゃないか

十分に使い古された木材で、精度がそれなりに高ければ、道具としては十分。

ブランドは所有欲を満たしますが、出てくる音が全ての世界で、そんなものは何の役にもたちません。

 

むしろ判断を鈍らせるだけで、

本来的に良い物というのは極めて主観的で、それでいて音は客観的であるべき。

 

万人が納得する音は難しいですが、ジャコ好きが「これはジャコだ」と思う可能性の高い音は望めます。

そしてそれはイコール自分が欲しい音でもある。

 

可能性を高めるためにJVシリアルのジャズベースを買ってみよう。

という自分でも支離滅裂な行動を重ねて、手に入れてきました。

Fender japan JV jazzbass


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84年製のジャズベースです。

逆巻ペグ

スパイラルブリッジ

これだけで十分。


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4kgオーバーですが、ボディまで振動が伝わってきて、なかなか良い音を出してくれます。

フレットレス加工は工房に頼んだ様子。メイプルで埋められていました。

結構綺麗です。

指板は少し淡いローズ。


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エポキシ第1陣が完了するまで、

こいつをしばらく弾き倒して、どんどん手を入れていくことにしました。

 

詳しくはまた別のエントリーで。

 

それでは。

 

 

ジャズベネック制作vol.1〜ないなら作ればいいじゃない〜

欲しいものとは常に見つからないものでして、恋がしたいと思うほど、恋とは何か分からなくなり、恋に恋するというややこしい事になる訳です。

ジャズベも同じでして、口説こうにも相手がいない。

良いヴィンテージもそうそう転がっているものではありません。

 

「だったら作ればいいじゃない」ということで目的のためには手段を選ばない姿勢で生きていたいと強く思うのでありました。

 

タイトルの通りでございます。

とりあえずプロジェクトが本格的に動くのは年明けの予定なんですけど、いても経ってもいられないので、現段階の構想をまとめておきます。

 

ネック制作の背景

ジャコを目指すにあたって、やはり「ハカランダにエポキシは必須」という結論になりまして、

ハカランダ指板のネックを探すのも何だか違う気がしてきたので作ろうと思います。

 

作る事で、市場や物の価値を改めて知る、という意味もあります。

ネックを作るなんて、かなりハードルが高いとは分かっていますが、そうでもしないと自分の理想には辿り着けそうにないんです。

ネック制作の準備

今回は62年後期ジャズベースを作ろうと思います。

これはジャコ・パストリアスのbass of doomに近づくためです。

そこで今1度bass of doomとは、という訳で画像を何枚か見ていきましょう。

Bass of doom

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ジャコ・パストリアスの代名詞ともいえる長年第一線で活躍していた愛機。

破滅のベースという名の通り、最終的にはジャコの手によって粉々になりました。


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このベースをカウフマンという凄腕リペアマンがくっつけてトップ材を貼り直したのが現在のbass of doom

盗難にあったり、すったもんだあって、

メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルジロが質屋で見つけて買い取って、ジャコの遺族に返そうとするも、遺族は「あなたが持っていて」と。

 

彼の手によって、世界中のベーシストがbass of doomに触れ、ベースとしての役割を再び晴らすという、

めちゃくちゃいい話なんですけど、それよりも今はスペック。


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楽しそうなVictor Bailey、Will Lee、Victor Wooten。

YouTubeにも動画があがっていますね。

https://youtu.be/mp1L-Vw0Ems


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Felixもニッコリ。

注目はナットエンド部分です。


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どう?直線じゃないですか??

 

この話を何年もしてるんですけど、

このあいだベーシスト(製作)とベーシスト(販売)とベーシスト(プレイヤー)とベーシスト(ジャコオタク)で飲んだ時に、

「今のbass of doomの動画見れば分かるんじゃないか」という話になり、

NAMMの動画でbass of doomが映る度に「あ、見えそう!もうちょい上!」

「あ、惜しい!」「見えた!見えた見えた!」と

パンツが見たい中学生みたいにはしゃぎながら、真相を突き止めました。


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あっ見え…

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んん…ギリギリ…
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あああ!!

 

結論、

Bass of doomは62年後期ラウンドボードの可能性が高い!

 

という訳で、色々とこれがラウンドボードだと、じゃあ中村梅雀さんの60年のジャズベースはネック交換してないのか?とか、そもそもジャコって知られてないだけでもっとごっちゃごちゃに取っかえ引っ変えしてたのではないか、とか、

色々と憶測が飛び交うのですが、そこをどうこういうのも野暮な気がするので、

実際に試して立証すればいい、という結論に至ったんです。

 

ラウンドボードネック

でも問題もあって、

「そもそもラウンドボードネックの作り方がわからん」

あれ削ってんの?曲げてんの?

コストダウンのために薄くしてるんじゃないの?

って事は曲げてんの?

どう曲げんの?

 

という悩みは全部、Olive instrumentsのルシアー矢口くんが解決してくれました。

薄いローズを曲げて圧着する、とのことで、

素人には不可能。

 

あきらめの早さにも定評があります。

無理は良くない。

 

長々と書きましたが、今回作るスペックは

  • ハカランダ指板
  • 薄いスラブ貼り
  • メイプルネック

あれ?サーモウッドは?

前回、サーモウッドを買ったと書きましたが、色々と考えてみると、

サーモウッドネックにチタントラスロッド、激軽になるんじゃないかっていう。

そうすると自然とモダン寄りになると思うんですね。

不安が拭えないので、もう2本作ろうと。

 

問題をどんどん広げていく悪い癖です。

メイプルネック、ハカランダ指板、エポキシのフレットレスと

サーモウッドネック、ハカランダ指板、エポキシのフレットレスの2本。

こちらを2020年は制作していきます。

 

そして既存のフレットレスになるべくしてなった、フレットを知らないネックはどうもしっくりこないので、

追体験をするために一度フレットを打ちます。

そして、次にフレットを抜きます。

そう、リスクを無駄に増やすんです。貴重なハカランダで。

 

それがロマンだ。

 

指板はもうほぼほぼ決め打ちなのですが、実物みてから決めたいので、そちらはまたブログで書いていきます。

 

書きたいこと書いただけですが、

まぁまぁ謎が解けたところで満足。

 

多分今日中にもう一本、そっちは役に立つ内容だと思うので御容赦を。

 

それでは。

ジャズベースは優しく抱け〜ギグバッグ選び〜

またしょうもないタイトルです。

今回は購入した商品のレビューをします。

Gruv gear gigblade2

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(モデルが悪いのか、完全にゴルフバッグ持ってるお父さんみたい。)

これ一時期ネットで広告見かけて気になっていたんですけど、そのままずっと忘れてまして

引越しをした時にギグバッグ全部捨てちゃったのと、ハードケースも機材売る時に毎回梱包の手間を省くのと、買ってくれた人に喜んで貰いたいのと、保存しやすいのとで、オマケで付けていたら全部なくなっちゃいました。

丁度昨日、ベースのオフ会にご招待頂いたのですが、持って行くケースがないので、大慌てで探していた、という経緯です。

ギグバッグ選び

今回は色々と絞っていまして、

2本入るケースで、堅牢性が高いもの。携帯性がいいもの。

そこから絞った候補は2つでした。

 

Mono M80

 

Reunion blues RBX

 

Reunion Blues (リユニオンブルース) RBX-2B エレクトリック ベース 2本用 ケース

Reunion Blues (リユニオンブルース) RBX-2B エレクトリック ベース 2本用 ケース

 

 

結局買ったのはどちらでもないのですが、楽器屋さんに相談して見たところ、「やっぱReunionbluesが良いですよ。うち置いてないんですけどね。」と。

 

MonoとReunionどちらも現物を見せてもらって、頑丈そうなのはReunionblues。

ものが入って便利そうなのはMonoという感じ。

でもどっちも重いんです。

 

2本入れたいのはフレットレスとフレッテッド持ち歩きたかったってだけなんですけどね。

 

人とは違うものが欲しい人間なので、色々と探そうと考えていたのですが、

僕が弱いセールスキャッチに「人間工学」というキーワードがありまして…

家にあるカトラリーも人間工学、バックパックも人間工学、ギターも人間工学…

人間工学に基づくと何でも機能性が高く見える!!!!!

 

あとね、普通の会社員でアラサーにもなってくるとさすがにギグケース持ち歩くのも少し恥ずかしさがあったりしちゃうんです。

バンドマンでもないし、アーティストでもないのに、なんかまだ夢持ってるんかい、みたいな。

(自意識過剰なだけです)

 

そういえばゴルフバッグみたいなギグケースあったなぁと思い出したのが、gigblade。

というわけで、ものは試しに買ってみました。

そのレビューを今回は載せます。

相変わらず前置きが長いですが、このブログのアイデンティティなのでご了承ください。

Gigblade2のレビュー


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黒地にオレンジの差し色がオシャレ。

ポーターみたいでいいですね。

収納もよく分からなくて最高です。

ストラップを曲げずに入れられるポケット!!
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ジャコも心做しか満足気。

そして、セミハードには必須のネックサポーター
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低反発で、僕が使っている枕より良さそうです。f:id:Zimpatch:20191202004605j:image

底面部も優しく包んでくれています。

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飛び出たポケットはなんなんだと思っていましたが、ここが気に入ってます。パカッ

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シールドが入る!3mと7mが2本入ります。

コンパクトエフェクターも入るので、セッションとかならこれだけで行けちゃう。

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ヘッド側には横に置くことも出来るようにちゃんと工夫されてました。


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謎のバンドは…多負荷…?うんうん。こういう細かい部分に気配りができる男はモテますよね。(よくわかってない) 

多分ファスナーの補強的な意味合いでしょう。


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ポケットはマチが広がるようになってます。


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あと謎のめちゃ短いストラップ。これは持ち歩く時に掴むっぽいのですが、僕はとりあえずフィリーズのキャップを付けるためのフックとして使ってます。超便利。キャップ付け放題。


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レインカバーも付属してました。

専用品じゃないと入らないけど、

これはリュック型だと傘さした時に異様に高くあげないとヘッド部分が邪魔だったりするので、肩掛けケースの特権ですね。


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このケースの最大の悩みポイントは、「ストラップをどこに付ければいいんだ」問題です。

合計5箇所にフックが付けられるのですが、

バリエーションが多いんです。


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恐らく1番オーソドックスなのは片側がけ

これは便利です。電車で膝曲げなくていいの。

ヘッドが自分の頭より下にくるから、視界の外でぶつけることがないんです。


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ちなみに斜め掛けもいけます。

(紙袋から漂う生活感)


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こんな感じでかけられるけど、位置低くて膝裏ガンガン当たります。

最大の魅力は、リュック背負ってても肩がけできて本当にゴルフバッグみたいな感覚で持てるってところ。

 

でも、長時間の持ち歩きには向きません。スタジオ着くまでに僕は右肩が死にました。

リュックで負荷がかかり、そこにセミハードの重みが更に加わる地獄。

 

というわけで、これは車で持ち運んだりして、ちょっとした移動で使うか、

手ぶらにこのケースだけで持ち歩くのが一番。

もしくは別売りでストラップがあって、リュック型にもできるので、それで問題は解消できるかな。

 

ギグバッグは選択肢が沢山あって悩むところも多いですが、gigbladeは面白いのでオススメです。 人間工学に基づいてますから。悪くない訳が無い。

人間工学すごい。

 

もっと流行って欲しいなぁ。

でもやっぱり2本入るケースも別で欲しい。

 

それでは。

ジャズベース、オリジナルネック製作計画

ジャズベースにモテたいなら、まずは理想を自ら作るところから。

というわけで、今回から進めていきます企画の概要をどうぞ。

ネック製作の詳細

というのは決定しています。

ネック材

そして、既にネック材も今日届きました!

それがこちら!

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ローステッドメイプルのバーズアイでございます。

ローステッドメイプルとは

簡単に説明すると高温処理した木材です。

800℃の熱に曝して水分を取り、十分な堅牢性を確保した木材です。

とは言っても、ネックには85kgくらいの力が常にかかるわけで、反りにくくはなっても完全になくすことはできないんだとか。

この辺はグラファイトと似ている気がします。

ローステッドメイプルに多いのがフレイムやバーズアイ。

 

これはローストすることで木目にメリハリが出て派手になるんです。

そして、反りなどが出やすいと言われるこれらの木目も、ローストすることでその弱点を補える、とは言われていますが、木目による反りの差はあまりないなど、諸説あるため割愛。

焼き加減も色々とあるらしいです。

なんかサブウェイみたいですね。

 

あとめっちゃ香ばしい匂いがします。キャラメルポップコーンみたいな、そんな感じの匂い。

購入経緯

バーズアイは正直、加工しにくいという話しか聞かないので、木工加工に不慣れなうちは避けた方がいいかと思ったのですが、

ハードメイプルにしか出ない模様だったり、写真だけで見極めるにはちょうどいい点、

ebayで探したところ、派手すぎず、味気なさ過ぎず、この木材が1番良かった点で、決めちゃいました。

Ebayで購入

国内だとサーモウッド置いているところもあまりなくて、オーダーとかでオプションは付けられるんだけど、今回は自分で作りたかったので、材料だけ欲しかったんです。

でも自宅でローストはできない…。という欲求を解消するためにebayで「roasted maple black」で検索。


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自動で日本円に直してくれる。便利ですね。

 

そんな訳で出品者に日本に配送してもらえるか確認して送ってもらいました。

僕が購入した物はグレードもそこまで高くなかったので、5、6000円くらいかな?カナダからだったので送料も同じくらいでした。

 

というわけで、次は型を起こす訳です。

その前に指板用のハカランダも既に選定済みなのですが、1回実物を直接見たいところ。

あとラウンド貼りってできるのかな。すごい面倒くさそう。というわけで作り方も調べながら更新していきます。

 

次は型か指板購入か、トラスロッド購入かって感じです。

 

それでは。

fullertoneとの別れ。そして新たなベースへ。

最近めっきり冷え込んできましたね。

今年も残るところ僅かですが、最近買い物を色々としまして、その話をメインにしようかなと。

ただその前に、メイン機とお別れした話を書きたいので、興味がある方は是非読んでください。

Fullertoneとの別れ

冬といえば別れの季節。

せっかく苦労して口説き落としたあの子とこんなにも簡単にお別れすることになろうとは思いもしませんでした。

 

愛は盲目。付き合いが長くなれば次第に相手の嫌な部分が見えてきたりもします。

もしくは、「この人私じゃなきゃダメだから」と愛と情を履き違えて、いつしか噛み合わない恋の歯車を知らず知らずに進めていたのかもしれません。

 

Fullertoneの詳細はコチラから

http://basskudoki.hatenablog.jp/entry/20170304/1488626988

 

理由は3つほど。

  1. ジャコではない
  2. 改造しづらい
  3. 満足感から次が進まない

ジャコではない

これはややこしいんですけど、やっぱり作られた物はどれも異なっていて、それぞれの理想があると思うんです。

Crewsが出したJacksonシリーズも「もしジャコが現代にいたら」というテーマがあると耳にした記憶があります。(店員さんの話なのでどこまで本当かは分かりません)

今回のfullertoneは、fullertoneが描くジャコ、という感じで、ネックは太く、弦高は高め、ブラックミュージックを演奏する人々の力強いピッキングを受け止めるような楽器だと製作者の田中千秋さんから伺いました。

ハカランダ指板にエポキシ樹脂、厳選されたアルダーに、ギアもとても拘っていて、やはりブランドの心を持っている。

fenderではないんです。 

ここが決定的な点。

 

僕が好きなのはあのベーシックなfenderなんだと。

人の心が入ったものを使っては借り物のようで落ち着かない気持ちです。

改造しづらい

これは普通に「せっかくローン終わったのに手を入れて価値落とすのもなぁ」となんかくだらない事を考えてしまってなかなか踏ん切りがつかなかったんですよね。

満足感から次に進まない

これが最大の理由です。

「よし、ジャコを手に入れたぞ」という所有欲から、リペア、カスタムも後回し。

機材を買いたいという欲求が減って、楽器屋にも行かなくなった点がダメでした。

 

向上心のないやつは馬鹿だ、と夏目漱石の作品で読んだ日から個人的な座右の銘として心に刻んでいるのですが、まさにそうで。

向上心もハングリー精神もなくなってしまったんです。

だから、売りに出しました。

守るものがあると弱くなるのであって、守るものを捨てれば強くなるしかない。

 

というわけで、理想的なベースを手放して、

もう1回ジャコを求める旅に出よう、という仕切り直しをしたわけです。

今後の予定 

今後は少し遠回りをしながら、もっと理想を具体化して、形にしていきたいと思います。

どれが1番いいの?ネック厳選

まずは、ネック製作。

これは前からやってみたかった事でもあるのですが、我ながらタチの悪い性格で、「1度失敗を経験しないと分からない」という理由で作ってみようという企画です。

失敗することで、「ここの作りが凄いなぁ」とか「工賃も手間を考えたら納得だなぁ」と価値を理解することができるんです。

そして、「ここまでは自分でできる」という線引きが分かって、お店にお願いしやすくなる。

というわけで、今回は「ジャコを再現しつつ、現代の技術を取り入れよう」というテーマで、ネックを1から作ることにしました。

こちらは次のエントリーに詳細載せますので乞うご期待!

ヴィンテージジャズベース研究

やっぱりここはもう一度やり直そうということで、

60年、62年、62年後期、63年あたりのジャズベースを試奏したり、見せていただいたり、中身を見たり(できれば)して、ジャズベースの歴史を体感しようと考えています。

 

フィーリングが分からないと進める方向が正しいのかも確認できませんので。

メーカー別ジャズベース研究

ジャズベースタイプと言うと様々なメーカーが製造していますよね。

Fernandes、greco、tokaiあたりのジャパンヴィンテージは勿論、最近はコピーと言うよりは更なる完成を目指したメーカーも多い。

Sadowsky、JWblackやRSguitarworks、alleba coppoloなどなど、本当に凄まじい次元の作り込み、新たな解釈をしたメーカーは多いので、その辺をまとめた記事を書こうと思います。

一応ジャズベースの口説き方ですので、

色んな子を知らないとならない訳です。

恐らくメーカー毎に歴史、主要ラインナップの紹介、スペックやサウンドがわかる動画などをまとめていく予定です。

これは来年中ちょっとずつ進めていきます。

 

というわけで、特に何かの参考になるネタでは無いので、楽しみにして下さっていた方には申し訳ないですが、愛機とのお別れ記事でした。

今後のブログを楽しみにしていただければ幸いです。

 

それでは。

ベースの日〜2年振りの更新〜

お久しぶりです。

この2年くらいは本業で忙殺されてまともに楽器も触れず…。

本業もだいぶ落ち着いてきたのと、

生活が大きく変わりまして…。

久しぶりのブログ更新

新居に越して、やっと設備が整ってきたところです。

自転車を買ったのですが、ベースと同じく、ジャンクを買って修理していく過程で「そういえば、ベースもこんな気持ちでいじってたよなぁ」と思い出しまして、

ベースの日ということで、縁起もいいのでひっそり再開します。

 

久しぶりの1本目はまだ紹介していなかったミニベースにしましょう。


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Compact bass

  • BODY: POPLAR
  • NECK: MAPLE
  • FINGER BOARD: ROSEWOOD
  • SCALE: 750mm (21F)
  • MACHINE HEADS: OPEN GEAR TYPE
  • BRIDGE: VINTAGE FIXED TYPE
  • PICK UPS: ORIGINAL JB TYPE
  • CONTROLS: 2Vol,1Tone
  • FINISH: URETHANE

スペックは現行品から引っ張ってきました。

こいつは初期のモデルでヘッドストックがフェンダーライクなんですよ。

フェンダーっぽいヘッド
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どうしてもフレットレスは初期のヘッドストックの物が欲しくて探し回りました。

最初はFenderが出していたショートスケールのジャズベを探していたのですが、いいモデル(サンバースト)がなかなか見つからず、見つかっても高騰していたので断念。

結局、ディバイザーだかが製造していたこのベースに落ち着きました。

ジャコになれるベースのサイズ感

ショートスケールということで、29インチしかないので、通常のジャズベと比べるとこのとおり


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利点はジャコになれるということ。

このベースだとTeen townの2バース目の繋ぎもportrait of tracyの最後の人工ハーモニクスもhavonaのテーマも幾分楽に弾けちゃう。

スケールは29インチで、持った時のサイズ感で言うとちょうどストラトくらいです。(ストラトは25 1/2インチ)

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可愛らしいですね。

現在はピッコロ弦を張っているのですが、シタールみたいな音で微妙。

指板の塗装もない状態で、ローズウッド指板は黒檀などに比べると柔らかい感じで、手を入れる必要がありそう。

コンパクトベースカスタム計画

今後はこのベースも色々といじっていく予定です。

ピッコロ弦用にナット作り直して、指板もコーティングします。

ペグもちゃっちいので、オープンギアタイプに換装します。

幸いなことに、ピックアップやブリッジ、コントロールは標準規格なので、いじりがいもあるんです。

次回の予定

とりあえずは、ベースの日ということで1本紹介しました。

次回はもう一本新入りくんを紹介します。

それでは。

 

ベースを組んでライブへ行く。コンポーネントジャズベースプロトタイプ

コンポーネントジャズベースを急遽組むことになりまして、ボディは以前紹介したMJTというアメリカの工房にオーダーしたレリックボディなのですが、

他の工房にオーダーしていたネックがいつまで経っても連絡つかずで、痺れを切らしておりました。 (最近この導入ばっかな気がします)

このままでは中途半端なままボディが余る状態になってしまう、という時に、ライブへのお誘いをいただきまして、「こりゃ良い機会だな」と。

それまでは、グレコのミニハムベースで出演しようと考えていたのですが、フラットワウンドだとどうしてもブライトなサウンドが作りづらく、軽く歪ませると潰れてバンドサウンドで埋もれてしまったため、ブライトなサウンドで弾きやすいフレッテッドを組もう、と思い立った次第です。

とはいっても、なかなか中古で良いネックを見つけてくるのも骨が折れるし、どうしたものか、と考えていた時に、最近めっきり出番の減っていたフェンダージャパンが視界の片隅をチラついておりまして…。

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このフェンダージャパンのジャズベース(どれだか分からない)は、ブログの最初の方のエントリーでも触れていた、ジャコを意識して買ったベースでして、10年ほどの付き合いになります。

一度、梅雨の時期にネックが逆反りしてしまって、はじめてのネック調整を経験したのもこのベース。

買って早々にジャコに似せたくてレリック加工をしてみたのも、 配線が切れてしまって、はんだ付けしたのも、 ピックアップを交換したくて取り替えてみたのも、 フレットのバズが気になって摺り合わせをしたのも、 大抵のことは、このベース一本でやっていました。 当時は、お金もなく、ジャズベースを買ってもすぐに手放していたので、まともな付き合いのベースはフェンジャパくらいなもんでした。

何本かベースを持つようになってからは、このベースを実験体として使ってみたり、特殊な配線の習作として使ってみたり、なんだか可哀想な扱いをしていたように思います。

しかしながら、このベースだけは絶対に手放さず、フレットレス化しなかった理由もあります。

ネックが一度反ったと書きましたが、一度反った以来、季節が変わろうが、環境が変わろうが、ほとんどネックも動かず、メンテナンスフリーな状態を維持し続けていたことや ジャズベースらしいオーソドックスなサウンドは自分の中で絶対的な指標となっていたこと、 そして手に一番馴染んでいたことが理由です。

セッティングもサウンドも自分に合った状態で、弾いていて一番楽なベースだったので、なんだかんだ手元にずっと残していました。

今でこそぞんざいな扱いを受けてしまっていますが、気取らないサウンドは、弾いていて安心します。こうしてブログで色々なカスタムや事例を紹介できるのも、このジャズベあってのこと。

というわけで、フェンジャパとの思い出に浸って、感傷的な思いになったかとおもいきや、 またも実験体としてネックとアッセンブリーを拝借することになった、というお話。

ネックはとにかく安定しているので、せっかく手に入れたオーダーレリックボディの命として生きながらえさせてやろうと、着手しました。

着手したはいいものの、問題が多く発覚しまして、

  • ビス穴を埋める木ダボの在庫が切れている
  • ノギスがない
  • ドリルの径が微妙にあっていない
  • ペグのビス穴埋め(忘れてた)

などなど。 ちょっと買い物に行かなくてはならないレベルで、面倒な問題を前に心も折れかけ。 しかしライブは迫っている。

という状況でしたので、重い腰も無理やり引き上げられる勢いで、ホームセンターへ。 以下のものを揃え、いざ問題に取り掛かります。

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まずはネックのビス穴を埋め。 木ダボは一番細いものを購入したのですが、それでも少し穴より径が大きかったので、先に5mmのドリルで穴を広げて、そこにパテでコーティングした木ダボを押し込みます。

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穴を開けて、

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ハンマーで叩いて、引っ張っても抜けないくらいぴったりハマりました。

一晩寝かせている間に、ペグの方も同じように。

写真を撮り忘れていますね。 ペグは爪楊枝とか竹ひごでオッケーです。(強度やサウンドへの影響は配慮しない)

埋めたら乾燥までの間、一晩放置。ジャコでも聴いていましょう。 ライヴ・イン・ニューヨーク~コンプリート1982 NPR ジャズ・アライヴ! レコーディング [輸入CD][日本語帯・解説書付] ライヴ・イン・ニューヨーク~コンプリート1982 NPR ジャズ・アライヴ! レコーディング [輸入CD][日本語帯・解説書付]

そうそう、ジャコといえば、新たな未発表音源が発掘されました。 1982年製のNY”クール ジャズ フェスティバル”の演奏だそうです。ワードオブマウスとして参加していたため、メンバーを見るだけで購入意欲をそそります。 とか言ってはいるものの、まだ買ってません。一部、サウンドクラウドで視聴ができるようです。 5年の歳月を経て、リリースの運びとなった本作は、100Pを超えるブックレットも魅力でしょう。 トゥーツ・シールマンスのブルーゼットも収録されていて、これまで様々なバージョンで聴いてきたジャコの楽曲群がこうして現代に再び発売されるという事自体、ワクワクが止まりません。 ここ数年、ジャコ関連のイベントや作品がまた勢いを見せていますので、しっかり押さえて、発信していけたらな、と考えています。

さて、本題へ戻ってブリッジの取り付けへ。

ブリッジは、楽器にとってかなり重要なパーツです。特に取り付け次第で、使い物にならなくなってしまうこともあるので、しっかりと位置を割り出しましょう。

今回は、オーソドックスなやり方です。

まず、最終フレットの横幅を測ります。 全長の半分の位置に印をつけて、ネックのセンターを出します。 センターを出したら、ボディまで線を伸ばしていきます。

もしくは、ネックの端に定規などを当てて、線を伸ばし、端と端の線をつないで、中心を割り出していく方法もあります。

基本的にマスキングテープを使って、ガイドの必要なポジションに貼っておくと便利です。

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次に12フレットからのスケール長を測っていきます。 スケール長とはなんなのでしょうか。

楽器はそれぞれスケールを持っています。

ジャズベースは863.6mm 5弦などの低音弦を必要とする楽器はエクストラロングスケールと呼ばれ、889mm されています。中途半端な数字で覚えにくいですよね。

ジャズベースなどの一般的なロングスケールは34インチ 多弦などのエクストラロングスケールは35インチ インチの方がわかりやすいですが、定規で測る時にわかりにくいので、今回はmm単位で扱っていきます。

さて、今回は例にもれず、ジャズベースですので、863.6mmです。 そんな長い定規は持っていませんので、12フレットの位置から、全長の半分となる431.8mmを測っていきます。

そして、12フレットから431.8mmの地点に印をつけておきます。 先ほど引いたセンターラインと交差するようにつけておきましょう。 これがスケール長です。

この位置にブリッジを置けばいいのか、と思ってはなりません。

スケール長はある程度前後する物として捉え、細かなピッチはオクターブチューニングで合わせます。

そのため、ブリッジを取り付ける際にはコマを前に出しておく必要がある訳です。 そして、前後に可動させることを見越してブリッジを設置する。 これに関しては私も完璧に理解が及んでいる訳では無いので、追記することがあると思います。 実際、ファンドフレットなんかはブリッジも斜めに置かれていますし、どれが正しいのかは分かりません。

今回はボディに目安となる仮のマークがあったのですが、そこがほぼ正しい位置でしたので、穴開け。

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そして、あとは全てのパーツをネジ止めしていくだけです。

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こうして

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こうして

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ということで、はい。完成です。

組み込みの際は、特にネックなのですが、必ず、最初に締めた部分と対角線上のビスを締めます。1度にいっぱいまで締めずに、8割ほど締めて、最後に全体を締めましょう。

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恥ずかしいbass of doomと手で掘ったプレートも流用。黒歴史はどんどん供養していきましょう。

パーツに対して、初めてビスを締めるのであれば、電動ドライバーをオススメします。最近は安くて使えるものも多いです。

アイリスオーヤマ 電動ドライバー 充電式 RD110-G グリーン

アイリスオーヤマ、凄いですね。 理想はマキタ辺りですが、私も未だにブラックアンドデッカーという安い電ドラを使っています。

手だとどうしても曲がってしまったり、途中でナメてしまったりするのでオススメしません。 垂直に、一気に下方向へ力を入れてググッといきましょう。

そんなわけで、弦高やらオクターブチューニングやらネックやらの調整もして完成したベースを早速ライブで使ってみたのですが、ボディバランスが少し悪く、ネックが重く感じました。

弦高は丁度いい感じ。 最近は少し上げて、3mmいかない程度にしています。

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出音は想像通り、ジャズベースらしいトーンで、申し分ありません。 見た目は完全にカスタムショップですね。

錆びたビスを使っているのも拘りです。

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今回はメタルノブではなく、あえての黒ノブ。フェンスとレリックも相まっていい感じのオールド感。 昔買ったジャズベに付いていたピックガードも丁度いい色味だったので流用。

フィンガーレストも欲しいですね。

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こうなったらパドルペグに交換してやろうかな。

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ネックは62年(モデル)

ここからは迫真のレリックをどうぞ f:id:Zimpatch:20170511230019j:plain

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ボディはサンバーストの色合いが63、4年ぽい

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ペグをパドルペグにすれば66年(現状逆巻き)

と60年代の集合体のようになりました。

既存のパーツを使って色々組み替えるのも楽しいです。 意外と手軽に出来るので、興味のある方は是非。意外な組み合わせが、希望の音を出してくれるかも知れません。

今回はフェンジャパについていた時より、ボディとの相性もよく、抜けがあって、レスポンスも早いサウンドへ変わりました。デッドポジションもなくなって万々歳。

という訳で、 年代不明、コンポーネントジャズベースの紹介でした。

では